前へ
次へ

離婚裁判のメリットとデメリット

協議や調停が成立しなかった時、最後の手段として行うのが離婚裁判です。離婚裁判は他の裁判と同じように公開の場で行われますが、弁護士をつけなくても訴訟は可能です。このように弁護士がいなくても裁判を起こすことは可能で、その際の最大のメリットは費用の面であり、費用がほとんどかからないのが大きな特徴と言えるでしょう。もちろん裁判費用は掛かりますが、その場合でも2万円程度で済みます。次にデメリットを見てみましょう。本人訴訟のメリットが費用の面というひとつかないのに対し、本人訴訟のデメリットはいくつかあります。デメリットのひとつが事務処理の面ではないでしょうか。離婚裁判の場合、離婚調停とは比べられないほど多くの事務作業が必要です。しかも、書面を記入するには法律的な知識が必要で、少しでも間違ってしまうと裁判所は受理してくれません。そのため間違いがあればその都度訂正する必要があり、その分、裁判手続きの開始が遅れることになってしまうのです。

Page Top